二科家に接近した浩一だが、二科隆に嘘がバレてきた。物語は佳境へ。
30年前、一家心中に見せかけて殺された家族の復讐(ふくしゅう)を次々に果たした浩一(草彅剛)は、ついに、事件の首謀者である興三(市村正親)に近づくことに成功。興三の娘・楓(山本美月)との結婚も決まる。一方、またしても浩一の巧みなウソに翻弄(ほんろう)され、興三もまた「2人で話がしたい」と浩一を呼び出すが、思わぬ事態に…。そして隆(藤木直人)は浩一が30年前の事件で生き残った“千葉陽一”だと疑いつつも、確固たる証拠をつかめずにいた。
隆の事を気にしつつも、浩一は30年前のOL殺人事件に関わっていながら、これまで何の罰も受けずに生きてきた晃(安田顕)に狙いを定め、事業拡大のために工場を全面改修するよう勧める。そして晃が早速、隆に工事に必要な多額の費用を用立ててくれるよう頼むと、隆は意外にもそれをあっさり承諾するが、それには隆なりの考えがあり…?
上機嫌の晃に、浩一はそれとなく、興三や隆のまわりで怪しい動きを見せる六車という男について尋ねる。晃の話を聞いた浩一の脳裏には、ある疑惑が浮かんで…。
引用元:嘘の戦争 | 関西テレビ放送 KTV http://www.ktv.jp/uso/story/07.html
思わぬところから、二科隆に「嘘」がバレる。浩一くん、やっちまったな!
浩一が二科隆の娘に話したコアラの物語。そこで男の子の名前「クーボ」を「ウーボ」と呼んでしまう。ウーボと呼んでいるのは浩一とオーストラリアに住む千葉陽一だけ。このことから二科隆は、浩一=千葉陽一 を確信する。
ハルカの行動はアドリブか?楓のきれい過ぎる心が今後の鍵を握る
浩一とハルカと楓の奇妙な三角関係で、ハルカの嫉妬から嘘がほころびつつあった。第6話では浩一と楓の二人でいるところにハルカが乱入する場面があった。楓の浩一を信じる心と救ってあげたい想いにハルカは旨を打たれて最終的には二人を応援する・・フリをするというシーン。ハルカが以前の失敗を帳消しにする為のアドリブの行動とも思われる。
そして、楓の何ともいえないきれいな心を見せるシーン。これにはさすがの浩一も胸打たれることもあったのでは?今のところ、浩一が復讐の手を緩める様子を伺わせることはないが、楓の言動は浩一の復讐心に変化をもたらす可能性を感じずにはいられない。
オーストラリアの「千葉陽一」が登場
まさかのオーストラリア在住の偽物「千葉陽一」が登場した。もともとはタイの詐欺師で浩一の仲間だったようだ。二科隆を騙す為に今回オーストラリアから呼び戻された偽物君。しかもしっかり千葉陽一を演技し、見事に二科隆を混乱させることに成功した。
三瓶、二科家を語る
養護施設の園長、三瓶さんだが、浩一の話に口裏を合わせ、二科隆を追い払うことに成功した。しかし、浩一に対して「こういう嘘は嫌いだ」と説教をする。さらには「二科家とは関わるな」というセリフ。これには浩一も引っかかったようだ。
三瓶さん、「やはり」というべきか、30年前の事件、あるいは、少なくとも二科家との関わりがありそうだ。
「嘘の戦争」謎の殺し屋「六車」の正体は?!名前の数字にヒントが隠されている?
復讐劇は加速するのか。
病で倒れた二科興三を「まだ苦しみが足りない」として救助する浩一。まだ残っているターゲットは二科晃と二科興三だが、二人をどん底へ落とすには本人を傷つけるよりも周りを失墜させる方が効果的のはず。自ずとターゲットは「楓」になってもおかしくはない。果たして浩一は楓に対してどこまで復讐鬼になりきれるのか。あるいは楓は浩一の心を溶解してしまうのか。そこにハルカはどう絡むのか。ストーリーは回り出す!!